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    December 25

    逃げないこと

    先週、やっと 『手紙』 観てきました。
     
    東野圭吾 原作
    山田孝之 主演  玉田鉄二  沢尻エリカ 共演
     
    感動してよく泣くわたしですが、これは胸の奥底が痛くて、揺さぶられて、泣けました。人間の優しさに泣けました。
    目は腫れるし、化粧は落ちるしひどい顔になりました。
     
    両親を早くに亡くした兄弟で
    兄(玉山鉄二)は、弟(山田孝之)を大学に行かせるための学費ほしさに盗みにはいり
    誤って、帰宅した家人を殺してしまいます。そして強盗殺人の罪で投獄されるんです。
     
    残された弟は殺人犯の家族ということで、
    アパートを何度も追われ、職も転々とし
    兄の事が噂になる度に逃げて、人と関わらないように生きます。中学時代からの友人以外は。
     
    兄弟は手紙で繋がっていました。刑に服す兄にとって弟からの手紙だけがこころの拠所。
    弟も自分の為に罪を犯してしまった兄にたいする償いの思いがあったのかもしれません。
     
     自分のために罪を犯してしまった兄
    でも、その兄のせいでうまく行きかけた仕事も、大好きな人も諦めなければならない辛さ。
    こんな辛い思いをするのは兄のせいだと、だんだん兄を恨むようになって、手紙も書かなくなります。
     
    その気持ちを救ってくれたのは、弟に想いを寄せる 沢尻エリカ・・・すっごくかわいい、そして強い。たくましい。
    彼女や中学時代の親友や
    何回目かの会社の会長達との出会いから
     
    やがて いつまでも逃げていることはできないこと に気付かされていく。
    辛い事も引き受けて生きていかなければならない事 に気付かされていきます。
     
    会長は山田孝之にこう言いました。
      差別は人間の防衛本能からすれば、当然のこと。差別のない場所を探すのではなく
      君はここで生きていくんだ。
     
      そして、加害者の家族が受ける差別を加害者が背負うことも、加害者自身の贖罪にふくまれる。
     
    兄も冒した罪だけでなく、弟(家族)にそんな生活を余儀なくさせる罪も背負わなければならないのです。
    そして・・・・・・・・。
    クライマックスへ。
     
    *************         *************
     
    煩わしいことから目をそむけたり、逃げていては問題は解決しないな。(自省)
     
    しかし、犯罪者の家族に対する周囲の目の冷たさは、想像以上で過酷です。
    家族に罪はないのに、そこまで冷たくしなくてもいいのに。。。と思ってしまいました。
     
    現実に自分の子が犯罪者の家族と結婚したいと言ったらどうするだろうな?
    自分のこどもを信じていれば許すかなあ
     
     
     
    ***********      ****      ******
     
    挿入歌の 小田和正 「言葉にできない」
     
    そして、  高橋瞳  「コ・モ・レ・ビ」
     
          木々の隙間から  一筋の光が顔を出して
         
          小さな花を照らしてくれた
     
          単純な事で  君と笑い合えた今日みたいに
     
          この毎日を  重ねて行こう
     
          見たくも無い現実も  いつかは大切な絆に変るから
     
          このままこの手をつないでく  ずっと
     
          時に冷たい風が吹いてもかまわない
     
          涙は悲しみのものじゃないと
     
          君があたしに教えてくれた
    December 18

    秋刀魚の味

    レンタルショップのカードの期限が切れて、更新しに行ったら、CDでもビデオでも1本無料で借してもらえました。
    それで、不朽の名作、小津安二郎監督の 『 秋刀魚の味 』 を借りてみた。
     
    昭和37年だかの作品で、すごい古い。東京オリンピックが39年だから、まだ高度成長の前
    笠 智衆 がお父さんで、 息子に 佐田啓二   娘に 岩下志麻
     
    笠さんは好きな俳優で、若い頃は素敵なお父さんて感じ、
    しかし子供が28歳として、まだ会社勤めだから55歳としたら老けすぎやなあ
    70歳に見える。40年も前はそうだったんかなあ。
    岩下志麻は綺麗やった。
     
    初めはしゃべり方が気になって仕方なかった。
    棒読みのようで、みんなすごい俳優さん達なのに、めちゃくちゃ下手に聞こえる。
    横で見ていた息子が 「うちの文化祭の芝居のほうがマシやなあ!」 なんて言う。
    昔の演技はあんなだったんかなあ?
    しかも全員怒ったような振る舞い
     
    もう、見るの止め様かな、と思ったけれど我慢してたら
    次第に内容に惹かれてきた。
    かつての中学時代の恩師との交流
    娘を嫁にだす嬉しいような、寂しいような心情
    家族へのおもい
    亡くなった妻に似たクラブのママさんへのほのぼのした想い
     
    人情の機微、哀愁のようなもの感じました。
     
    途中で画面が歪みだして
    上の四分の一が綺麗に見えなかったのは
    もう、なつかしさ通り越してたけど^^;
     
     
     
    December 08

    日本映画

    昨日は夕方からけっこうな雨が降りました。
    かなり乾燥してたから有難いことなんですが、真っ暗で冷たい雨に心細くて
    暖かい家に駆け込みました。
     
    今朝はお日様も出てきました。(^-^)
     
    昨今、日本映画ががんばってる。多く上映されるようになりましたね。
    上映作品の半分以上が日本映画かもしれない。
    ハリウッド映画みたいにお金をかけられないし、迫力のある大がかりなのはできないけれど。
     
    細やかな心情を表現するのは昔から日本映画の得意なことで
    それに、今頃は展開の早さがあって、重苦しくなりすぎない作りがいい。
     
    ウイットに富んだ、小粋なフランス映画が好きだけど
    日本映画にも見られるようになってきました。
     
    私的に
    今年みた邦画で面白かったもの
       ゆれる
       かもめ食堂
       ALLWAYS三丁目の夕日
       フラガール
    大笑いした   
       寝ずの番
       THE有頂天ホテル
     
    来週は 東野圭吾原作の 『手紙』 見てきます。^^
     
    周防正行監督の『それでもボクはやっていない
       痴漢容疑で捕まった青年が、それを信じるまわりの人たちと潔白を証明するために戦う話。
    藤沢周平原作、キムタク主演の『武士の一分』 もちょっと興味あり。
     
    そして、邦画ではないけれど、クリント・イーストウッド監督の 『硫黄島からの手紙』 は是非観たいなあ。
     
    そうそう、マイナーな作品だけど 『チーズとうじ虫
          母の看病のために故郷に帰った監督が限られた命を精一杯生きた母と祖母の
          何気ない日常風景を撮影した。しかし、母の死後、肝心なものが
          何にも撮れてないという空白感から、思い出を辿る祖母と自身の
          心情を記録していく。三大陸映画祭最高賞受賞作品(映画案内より)
     
    しかし、全部観れるわけないな。12月はそれでなくても忙しいから。
     
    旦那は『デスノート』 観たいとか言うてますが、、、初編はみて、まあ面白かったけど
    もう次は観なくていいかな、私は・・・・。
     
    ********       **********       ********
     
    『ゆれる』             
     
    オダギリジョー
     
    だいぶ前に観た映画だけど、、まず、風景がきれい。
    そしてジャージーな音楽
    田舎を捨て東京でカメラマンとして活躍する弟(オダギリジョー)と
    田舎に残って家業のガソリンスタンドを継いだ実直でやさしい兄(香川照之)
    この兄弟の確執
     
    ある事件をきっかけに心の奥に隠されていたもの
    兄の嫉妬、あきらめ、苛立ち。弟の罪悪感など
    自分の中にある、今まで自分でも気付かなかったものがさらけ出される。
    何が本当なのか
    「ゆれる」こころが事件のおきたつり橋のゆれると重なる。
     
    裁判と共に、普段は隠れて見えなかったものが露呈していき
    まるで二人のこころを覗き込んでいるようでした。
     
    この揺れは、観てるこちらまで波及してくる感覚で、片時も目が離せませんでした。
     
    October 26

    お寺で演奏会

    前から楽しみにしていた
    ジャズピアニスト、木住野佳子さんのコンサートに行ってきました。
    しかも夜のお寺で・・・。期待ふくらませて。
     
    全席自由席ということで・・折角だし少しでも良い席でききたいなあと
    開場の1時間前に行って並ぼうよ、と友達と
    シート、空気で膨らませるクッション、おにぎり、お茶持参で出かけました。
     
    山門に到る道も犬を散歩させる人が居るくらい
    あれれ?
    金戒光明寺の御影堂の前は京都市の職員が準備中で
    私たちは5番目の到着でした。
    正直びっくり!めちゃめちゃラッキー!
     
    4列に並んでください。
    5時を過ぎると少しずつ暗くなってきました。人も集まり出して
    お堂の中から、聴いた曲が流れてきます。
    わあ、期待たかまります。
    私ら、さすがおばさん。シート敷いて腹ごしらえしました。^^;
    後ろの若いお嬢さん達に、いっしょに座りませんか? 断られました。^^
     
    浄土宗大本山 黒谷金戒光明寺
    鎌倉時代、法然上人(源空)が草庵を営んだ地で、
    幕末には京都を守護する会津若松藩の本拠地でもありました。
     
    演奏会のあった 御影堂は
    火災により消失後、昭和19年に京大のなんとかいう教授の設計で再建されました。
    堂内は光線と音響に配慮され、木の一本一本まで吟味したそうです。
    戦時中にこれを造ったことに驚きました。
     
    法然上人坐像の見守る中、
    いつもはお坊さんがお経をあげる場所に
    ピアノ、ベース、アルパが置かれてました。
     
    そこをぐるっと囲んで、畳に400人以上の観客がいたでしょうか。
    私たちはもちろんピアノの横の一等席でした。
     
    色白で上品で美人な木住野さんが現れました。
    彼女のピアノは優しくて、力強くて、楽しくて・・・。
    お堂の高い天井、木を組み合わせた壁に音が綺麗に響いて包まれました。
     
    アルパ(パラグアイの楽器でインディアンハープ) 奏者の上松美香さんと
    ベース奏者の 西嶋徹さんと
    笑顔でタイミングを合わせてたり、楽しさが伝わってきました。
     
    最後の曲が最近私のお気に入りの
      ボッサ・リーブラ (天秤座ボッサ) だったことも嬉しかった。
     
    そして、秋の夜のコンサートのアンコールにふさわしく
      星に願いを でした。
    ホールにないほっこりした演奏会でした。
    楽しかった!(^-^)
    August 25

    トントンギコギコ図工の時間

    劇場の子供たちに、トンカチやノコギリを使う体験をさせたいなあ
    と考えてたところ
    丁度、2004年度キネマ旬報文化映画部門で3位だった
    【トントンギコギコ 図工の時間】という映画が上映されていたので見てきた。
     
    ドキュメンタリータッチで東京品川の公立小学校の子供たちの様子が映し出されていた。
    今、図工や体育や音楽の時間が削られる中
    ここの小学校は週1回2コマ2時間の図工の時間がとられている。
     
    低学年の子達、初めてくぎをトンカチで打つ
    最初はくぎを手で持ってトントン、それから手を離してドンドン
    先生に打ち方を教わって、小さな手で無心に打つ。
     
    くぎで目の形ができた。じゃ、次は・・・怒った眉毛。
    思い思いに想像が広がって、その子の作品ができあがる。
    同じ物は二つとないし、点数で評価されることもない。
     
    高学年の子達がイスを作っていた。
    まず、どんなイスを作るか考える。どんなのでも自由。
    『宝物へや』だったかな? いろんな大きさの廃材や曲がったくぎ、兆番、道具類が置いてある
    そこから自分で材料をみつけてくる。真剣な顔で物色。
     
    うまくいかなくて、立ち止まって、どうすればいいか、何をつかえばいいか考える
    夢中になって顔の素敵な事!
    力が無くて大きい木がなかなか挽けなくても、額から汗を流しながら最後までがんばる
    「イヤにならない?」
    「楽しい」
     
    急がなくていい
    自分で決めていい
    立ち止まって悩んでいい
    考えるよろこび
    つくる楽しさ、達成感
     
    日常の遊んでる姿や兄弟のことを話す姿
    図工の時間だけでない子供たちのこころを映してる映画だった。
     
    そして昨日が劇場の子達と
    トントンギコギコ 体験をしました。
     
    06-08-24_10-23~00
     
    06-08-24_10-56
      06-08-24_10-40
     
    初めはくぎをまっすぐ打つというのも難しかったようです。
    こんなちゃんとした形のものが出来上がるとは思ってなかったんだけど
    なかなかたいしたものです。
     
    こういうのって性格が出ますね。
    サイズがぴったりになるまでノコギリでひく子
    組み合わせてるうちに想像で作品が途中で変ってくる子
    おもしろい
    June 29

    暑っ!

    ほんまに暑い!
    31℃、、、コンクリートの道路ではいったい何度あるんやろ
     
    夕方帰宅したら、息子がうだるような暑さの中で
    ぐったりしながら勉強してた。
    扇風機がブンブン音たてて、あついあつい空気を掻き混ぜてた
     
    ほんまに・・・日頃のもったいない精神が行き届きすぎやなあ(^◇^)
     
    あまりに気の毒で
    実はわたし、自分が暑いので
    じゃ~~ん、今年初のクーラーつけました。
     
     
    今日は学生時代の友達で
    職場も2年間一緒だった友達と大阪で遊んできました。
     
    大阪駅前もビルがたくさん新しくなっていて
    ハービス エントは高級ブランドがいっぱいで、おしゃれ~な内装でした。
    大阪らしくないというか^^
    ブルーノートも入ってるし一度いきたかったとこ
     
    買い物が目的ではなく、劇団四季劇場がこのビルにあるので
    ミュージカル マンマ・ミーア! 観てきました。
    曲はぜんぶABBAの曲
        チキチータ
        ダンシングクィーン
        ハニーハニー
        マンマミーア
        SOS    などなど
    楽しいミュージカルでした。
    最後はのりのりで踊りました(^-^)
    June 16

    かもめ食堂

    ♪だれだ~! だれだ~! だれだ~~!
     
     
    知ってますか?
    『ガッッチャマン』 のテーマソング
     
    映画好きの友達のご主人が 「いい映画だった」 と言ってた映画
    かもめ食堂』 を見てきました。
     
    友達が旦那様に 「どんなとこが、良かったん?」 と訊ねると
               「う~~ん」 「全部」
     
    たしかに・・・・
    全篇とおして心地良い感覚が。
     
    舞台は北欧フィンランドの首都ヘルシンキ
    その街角でひとりの日本人女性が食堂を開いたんです。
    レストランでなくて日本料亭でもなく 「しょくどう」
     
    そこを訪れる人との交流を描いてます。
                          06-06-15_20-51
    06-06-15_20-46
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    ヘルシンキの青い空にかもめが飛び交う、のんびりとした空気
     
    シンプルで美しい私の好きな家具や台所の道具達
     
    ゆったりとした時間のながれ
     
    さりげない思いやり
     
    優しくて、キリッと、凛と、しかし肩肘張らずに生活する主人公の姿勢
     
    ムーミン一家も住んでるだろう森
     
    それで、やっぱり美味しいものを食べる幸福感
           いい香りのコーヒー
           焼きたてのシナモンロール
           じゅーじゅういってる豚の生姜焼き
           網の上で煙あげてる太った鮭
           切る音がザクザクのトンカツ
           海苔がかおるおにぎり
                 ・
                 ・
    日常だのになんか不思議な感覚になるのは
    出演してる俳優達のせいかなあ
     
    かもめ食堂店主サチエに小林聡美
    かもめ食堂の住人になるミドリに片桐はいり
    三人目の登場人物マサコにもたいまさこ
     
     
    おもわずニコッとしてしまう
    そいで悲しくないのにジワ~と涙が。
    メッセージのある言葉もところどころに。
     
    エンディングの曲はなかなかぴったりよかった。
    リズムとっていっしょに歌ってしまいました。
    これはまだ見てない人のために言わないでおこう。(^-^)
     
    おすすめの映画ですよ。
     
    ああ、そうだ!
    ガッチャマンのテーマソングはかもめ食堂に来た第1号のお客様
    日本かぶれのフィンランド人の青年にサチエが歌詞を知っていたら
    教えてほしいと尋ねられたのだけど・・・・・。
     
     
     
    May 28

    朗読会

    朗読会に行ってきました。
     
    私の家から山手の方に15分ほど上ると閑静な住宅街があります。竹林や雑木林を切り拓いてできたとこで、まだ家より自然の方が多く、夏うぐいすの声がきこえてました。
     
    その一画にある陶芸家のお宅で朗読会がありました。
    陶芸教室の2階のスペースで20畳程でしょうか。自然な太い梁に高い天井
    板の間で白い壁・・・あったかく洗練された陶芸家の花器が壁にかけられ、奥様がお庭で育てたお花や山野草が活けられて、とっても素敵な空間。そこに舞台(平面)を設えて、舞台を囲むようにいすが30程並べてあります。
     
    毎年2回朗読会をなさっていて楽しみにしてます。
    朗読はそこの陶芸教室の生徒さんでもあり、放送劇団に所属されてる女性で、3人のお子様のいらっしゃる素敵な人です。今回は初めての趣向で男の俳優と二人での朗読劇(?)がひとつありました。
     
    今回のプログラムは
     
        谷川俊太郎  「みみをすます」
     
        樋口一葉作  「十三夜」
     
        向田邦子作  「記念写真」
     
    いよいよ、ライトが落とされました。しーんとして二呼吸すると深くはっきりした声が響いてきます。
    谷川俊太郎の詩がリズミカルに・・・その言葉のひとつひとつが目の前に姿を現します。
    声を聞いているのに、声が邪魔にならない。ここちいい。
    そして、声の波動が私の胸に届く。
     
    樋口一葉は彼女の好きな作家で、ずっとやってみたかったらしい。
    妻が思いあまって子供を置いて家を出て、実家に帰り、その晩の父母とのやりとりの場面。
    父に諭されての帰りに、かつて好きだった人に出会う場面。
    どんどん引き込まれて、まるでそこに居合わせて、目の当たりにしてるような感じ。
    自分で読むのとまた違う、聞いてると言葉の間(ま)に余韻を味わう。
     
    向田邦子の記念写真は楽しかった。おもわず声を出して笑った。
    朗読も十三夜と違って軽快な読み方だった。
     
    朗読を聞く機会って少ないけれど、ひとに読んでもらうのもいいものです。
    ひととき違う世界にいけます。
    そういえば昔、ラジオ番組で朝にドラマしてたのを思い出しました。まだ小さかったけど聞いていた覚えがあります。
    今もあるのかもしれませんが、声だけで世界をつくるってすごいですね。
     
    そして、コーヒーと奥様手作りのケーキをいただいて帰ってきました。(^-^)しあわせ、ゥフフ。
    May 11

    映画みてきました

    マキノ雅彦監督(津川雅彦)の初作品 『寝ずの番』
     
     お通夜のことですが、落語家の通夜らしく、洒落っけたっぷり
    弟子達が寝ずの番しながら故人の思い出話を次々とするのですが
     
    なんせ落語家だから話がおもしろい。おなか抱えて笑ってしまう。
    しまいに死人を抱えて踊りだすわ、歌合戦は始まるわ
     
    こんだけ故人の話でもりあがるのも、それだけ愛されてた訳で
    笑いの陰でやっぱり寂しくてしんみりして、、こんな御通夜もいいなあと
    なんか暖かい気持ちになれました。
     
    ずいぶん下ネタ、艶歌も出てくるのだけど
    妙におかしく、なんにも嫌らしさはなかった。
    上品で粋で大笑いな作品でした。
     
    そうそう、主役で弟子の橋太役の中井貴一が
    唄う声がとても良かったのと喜劇も妙にはまってたのにびっくりした。
    March 25

    パッチギ

    ちょうど一年前にみた 『パッチギ』 が今、韓国で上映されているらしい。
    プロデューサーでシネカノンのオーナーの 李鳳宇氏 が韓国に 「日本映画専門の映画館」を作りました。 その第一作がパッチギです。
    李氏は在日韓国人であり、韓国と日本の両方の代表という意識で、両国のかけはしになりたいと言います。
     
     
    パッチギは1968年の京都が舞台です。
    松山猛の『少年Mのイムジン河』という自伝的小説の映画化。
     
    日本人の男子高校生と在日で朝鮮高校の女子高生の切ない恋の話。
    そして若者達が強い憧れや世の中の不条理に対する苛立ちや怒りを持っていた時代の青春映画です。
     
    主人公は国籍の違いに戸惑いながら、一目惚れした彼女と仲良くなりたい一心で
    朝鮮語を覚えるために辞書を買い、ふたりが出会うきっかけになった唄『イムジン河』をギターで弾こうと練習に励みました。
    やがて彼女の家族や在日の人とも仲良くなり、受け入れられたと思い込んでいましたが、
    ある日事故でなくなった朝高生の葬儀に行った主人公に、在日の一世から「在日のことを何も知らない」と、投げられた恨みの言葉。
     
    どうしようもない現実に打ちひしがれ、飛び出して鴨川の橋の上で
    ギターを欄干に打ち付け叩き潰し泣くシーンはたまりませんでした。
    それでも尚相手を理解しようと少しずつ歩み寄ろうとします。
     
    『パッチギ』は突き破る、乗り越えるという意味をもつハングル語だそう
     
    監督の井筒さんがこういってます。
     世の中には越えがたい川がたくさん流れている。
    それは何も朝鮮半島を南北に隔てているイムジン河だけじゃなくて。日本と朝鮮半島の間にもあるし、日本人と在日の間にもあるし、もっといえば男と女の間にもある。
     
    しかし初めから渉ることを諦めては人間の進化はない。思い切って川を渡らなあかんのちゃうか、と。
    目の前の相手としっかり渡り合え!もっと対話しろ!と。
     
     
     
    自分の無知に気付き、痛みを感じた人間がどうやってそれを乗り越えようとするのか。
    乗り越えられなくても乗り越えようと努力することや
    勇気をもって熱く生きることは実はかっこいいことなんだと思います。
     
    喧嘩シーンもいっぱいでてきます。自分のことわかってほしいという、心の叫びを体当たりで表現しているのでしょう。
    重いテーマだけど娯楽性のある作品です。
     
    劇中で主人公が歌った「イムジン河」とオダギリジョーの歌う「悲しくてやりきれない
    どちらも好きな歌で印象的でした。
     
     
     
    March 15

    ホテル ルワンダ

    こうやって一日の用もだいたい終わってみなさんのブログを
    のぞいたりしてるとほっとします。
    が、気が付くと夜中になっていることも多く睡眠時間は減ってしまう。
    毎日の生活に支障が出ては本末転倒!自制しなければ。
     
    今日はちょっと重い社会派のヒューマン映画
     『ホテル ルワンダ』 をみてきました。
     
    日本では公開のめどが立っていなかったのを
    是非この作品を観たいと、若者達がインターネットで署名運動
    をして緊急公開が実現したそうです。
     
    1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の
    争いが大虐殺に発展し100日間で100万人もの人が惨殺されました。
    アメリカ、ヨーロッパ、国連までもが第三世界の出来事として黙殺したのです。
    一人の実在のホテルマンの良心と勇気が
    殺されていく運命の1200人の命を救う奇跡をおこしました。
    非常事態では自分や家族だけは助かりたいと思うのが普通だろうに。
     
    もちろん平和維持軍や赤十字として命がけで彼らを助けようとする人たち
    真実を伝えようとする報道カメラマンもいます。
    彼らの使命感はすごい立派です。
     
    かつてひとつの国としてまとまっていたルワンダを戦勝統治国の
    ベルギーは容姿で民族を分けIDカードまでもたせました。
    それまで良好な関係だったのが教育により子供にまで
    人種差別の思想がたたきこまれました。
     
    人間てこんな殺し合いをして
    なんて愚かでばかなんだろう・・・そして悲惨な現実に
    涙が止まりませんでした。
    憎しみ合いに手を貸した介入国の罪も重いとおもいます。
     
    カメラマンが撮った映像が世界に流されると知った主人公が
     これを見たら国際援助が来る、と確信するのですが
    カメラマンの答えは
     「世界の人々はあの映像を見て・・‘怖いね‘と言うだけで
      ディナーを続けるよ」と。
     
    無関心ではいけない。
    若い人に是非見て欲しい映画でした。
     
     
    February 17

    やっと晴れ間が

    雲の間から柔らかい日差しが家の中まで
    入ってきてます。                   06-02-17_15-17
    風水で「幸運を家に招く」といわれている     
    水晶の玉のついた飾りが窓辺に飾ってあります。
     
    それに光が当たって虹色に輝いて綺麗です。
       私は風水ってわからない、というかあまり
       興味はない。実はいただきものです
     
    なにが幸福か・・
    時間かけて記事を書いたのに、投稿がうまく                                        
    いかずに消えちゃった
    あ~~っ!なんて不幸なわたし・・・
     
    昨日は一日雨だったのでビデオを2本観ました。
      『コーラスライン』 と 『シカゴ』
    うたって踊って、ミュージカル好きな私は
    楽しめました。もう一度見よう! 
                                                                     
                        
                                                             
                                                                     
                                                                                                       
    January 25

    ALWAYS

    久しぶりに映画観てきました。
     「ALWAYS 三丁目の夕日」
    前から気になってたんだけど今週末までの上映という
    ことで、最後のレディースデイに。
    なつかしさとあたたかさを感じる秀作でした。
     
    いなかで育った私が小さい頃みた、なつかしいものが
    いっぱい・・ああ、扇風機の前で紐がヒラヒラして、
    前で『あ~~』とか声出すと『あ``あ``~』と振るえるの
    楽しんだな、
    テレビにカバーをかけてあったな、とかタイルの台所や冷蔵庫、
    アルミの電球スタンド、オート三輪、フラフープ・・・・・
    町の風景も細々とした小道具も見事で妙になつかしかった。
     
    町に暮らす人も希望もって明るく生きているし、
    人と人が助け合って深く関わりあって生きている時代。
    たまたま一緒に暮らすことになった他人同士が
    抱き始める家族の感情、それ以上かな
     
    まあ、観てのお楽しみですが
    笑いすぎて泣いて、人の情にじーんとして泣いて
    せつなくて泣いて、でした。
    そいで、ほんとの幸せってなにかなあ・・・としみじみ思いました。